【コラム】デュエルマスターズについて 構築編1

自分なりの数年間の感性を元に書いていきたいと思います。では、まず基本的なところから。
一般的に、デュエルマスターズで勝つためには3つの要素が必要とされています。

それは


1構築力

2プレイング

3運

です。


この3つがどれくらいの比率で勝率を占めるかは環境によって変わるのでなんとも言えませんが、今回はその中でも≪構築力≫に焦点を当てて考えてみたいと思います。


≪構築力≫


構築力とはデッキを作る力です。一般的にデッキを組む時、皆さまはどのようにデッキを組んでいるでしょうか。このカードで勝ちたい、あるいはこういったコンボを決めたい・・。そういった感じにデッキを組んでいるのではないでしょうか。


自分はこういった発想を≪基盤≫と呼んでいます。言い換えればコンセプトですね。基盤はデッキの方向性を決める上で最も大切なことで、ここを決めることからデッキの構築が始まります。


ここで、有効性と効率性の話をしたいと思います


この単元は経営学のほうになるのですが、DMのデッキも会社を経営するのと同じでカードが1枚1枚の役割を担ってると私は考えます。


簡単に言うと有効性とは何を作ったらいいのか。…DMでいえば環境に的した勝てるデッキ、効率性とはいかにつくったらよいか。…DMでいえばデッキの構築精度。デッキそのものの完成度です。


勝つということに焦点を当てると、やはり有効性と効率性の両方が満たされてる時が一番強いデッキといえます。問題はここです。有効性と効率性のどちらを優先すべきか・・です。


答えを言ってしまうと、優先すべきはデッキの精度(効率性)よりも有効性。すなわち、いかに環境に適したデッキを組むかです。


簡単に言ってしまうと、無茶苦茶完成度が高いドロマーでも、環境がキリコだらけならば多少構築が雑なマッドロマノフのほうが勝ちやすいですよね?


これは環境に優れてるから。いわば有効性にすぐれているからだと言えます。


≪環境を読み取る≫

ですが同じマッドロマノフを組んだとしてもプレイヤーによって構築の差がでるのがデュエルマスターズです。デッキの完成度を求めるときに強い人と弱い人には決定的な違いがあります。


基本的に〜に弱いから対策としてこのカードを入れる。といった考えは私は否定しません。ですが、それは環境と照らし合わせた時本当に必要なカードでしょうか?


極端な話、周りにブロッカーを積んだデッキがはやってなければデッキが赤単速攻でもブロッカーを破壊するカードをを積む必要なんてないんです。強いプレイヤーはデッキに入ってるカード1枚1枚に的確な説明ができます。そして、その説明は〜に弱いからというよりは〜デッキが流行っていて、そのデッキのこのカードに対する対応といった具体的な回答が返ってきます。


環境をよく理解したうえでデッキを構築する。これが勝つための大前提です。


ではその環境を読み取るためにはどうすればいいのか。それは実際にさまざまなデッキを組んでみる、あるいはさまざまなデッキにふれるしかありません。デッキを回すこと。ただ回すといってもなんでこのデッキは勝てるのか。勝てる理由となるカードは何か。勝った理由は何か。何をすれば勝てるのか。こういったことを考えつつ回すことにつきます。


今回はここまで。次回も構築について書きたいと思います